長期的な経過観察とフォローアップ

2024年8月22日

長期的な経過観察とフォローアップ

まずは施術をした部位の回復を目指す

真性包茎の手術では日常生活においてはさほどの問題の無い包皮に対し、メスを入れて切除すると言う大きな変化を与えます。
このため、真性包茎の手術後に完全に回復するには一定の時間がかかります。
まずは施術した部位の回復を目指しますが、縫合するまでは医学に任せてその後の多くは自然治癒に頼ります。
患者さんの個人差はありますが、手術後のしばらくは性生活を完全にストップしたり、激しいスポーツや力仕事はお休みになります。
手術後には基本的に入浴は出来ず、短時間のシャワーしか入れないことも医師から指導されることがあります。
それから数日から数週間経過して縫合した箇所の傷が固まり、経過観察の結果、出血や感染症などの懸念が無くなった時に抜糸が行われ、晴れて日常生活を取り戻すことができます。
真性包茎のコンプレックスから解放されるのと同時に本来持っていた男性機能が回復し、生活の質を一気に高めることができます。

より良い安心安全のために

手術後に真性包茎のコンプレックスから解放されても、それで終わりとは限りません。
多くのクリニックでは中長期的な視野に立ち、経過観察とフォローアップが行われます。
手術後には気付かなかったことでも、日常生活に戻るうちに徐々に気付くこともありえることです。
例えば一見する普通に思えるが、パートナーとの行為に入ろうとした時に違和感を覚えたり、形状がいつもの違うと思うことがあります。
また、包皮を切除する際には神経も切除する場合があり、その部位の感度が低下することがありました。
切除した部位は周囲の皮膚を集めて縫合するため、つっぱりを感じることもあります。
それらは一時的なものであるケースや、恒久的に続く場合もあり、担当医に相談すれば改善できることがあります。
真性包茎の手術後に心配なことがあれば、遠慮なく相談するのがおすすめです。
それでこそより良い安心安全な暮らしと、パートナーとの関係を築くことができます。

まとめ

真性包茎の手術はメスを入れて余った包皮を切除すると言う大きな変化があり、大半の患者さんは問題が無いとは言え、ごく稀に何らかの違和感を抱えることがあります。
そんな時でも、真性包茎の手術後に経過観察やアフターフォローをしっかりと行ってくれるクリニックなら安心です。
特にパートナーとの関係はセンシティブになることから、ほんの少しの違いが大きな影響を与えます。
総合的な生活の質の向上を考え、決して妥協することなく最高の仕上がりを目指すことが大切です。